ひろさんぽ

ギター、お酒など趣味のことをつらつらを書いていくブログです。

小中高時代に読んで衝撃を受けた本3選

畠山です。


あなたは読書、好きですか?
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わたしのブログを読んで下さっている方は
けっこう読書好きが多いのかな。


わたしはかなり読書大好き芸人です。


小学生のときはナポレオンやナイチンゲール
伝記を読み漁り、


中学生のときは山田悠介の小説にドはまりし、
(おそらく彼の本はすべて購入しています)


高校生のときは哲学書や宗教の歴史なんかを
ずーーーっと読んでましたね。


わたしが部活でバスケをやっていたんですが、
部活が終わってクタクタになって家に帰りついても
ご飯を食べたあと必ず1時間は本を読んでいました。


というかご飯食べながら読んでましたね。


母に「行儀悪いよ!」と何回も言われましたが
おかまいなしに読んでたのを思い出しました。笑


今日はわたしの小中高の学生時代を振り返りながら
おススメの本なんか紹介していこうかな、と
思っています。


厳選に厳選をかさねた3冊です!


【目次】

1.『14歳からの哲学 考えるための教科書』池田晶子


これは高校1年生のときに読んだ本です。


当時、近所のTASUTAYAに行き何気なく本棚を
ながめていたらこの本が目につきました。


何となく気になるタイトルだったので
ざっと中を眺めてみるともう、衝撃だらけでした。


わたしが今でも心に残っている項目があって、
「人は自分がやりたいことしかしない」という
問いがありました。


わたしは「えー、でも勉強はやりたくなくてもやってるよ」
と思っていましたが、その本を読んでからは
「やりたいことしかやっていなかった」と思うようになりました。


少し想像してみてください。殺人、を例にして説明します。


あなたには今「どうしても殺したい人」がいます。


その人はあなたの両親を殺した人かもしれないし、
あなたをずっといじめてきた人かもしれません。


でも、あなたはもちろんわかっていますよね。


人を殺したら警察に捕まってしまう事は。


多分多くの犯罪者たちも「これをやったら逮捕される」
と思いながらも犯罪を犯してしまうのだと思います。


犯罪を犯す前、人間は2つのことを天秤にかけて
選択しています。


犯罪者は、


「捕まるのはわかってるけど、目的を達成したい」
という考えと
「捕まってしまうのは嫌だから、やめておこう」
という考えを比較して


「捕まるのはわかってるけど、目的を達成したい」
という判断をした人たちのことです。


「目的が達成できればそれでいい」という考えなので
やっぱり犯罪者にとって殺人は「やりたいこと」
ですよね。


勉強だってそうです。わたしは高校時代
「勉強なんてやりたくない」と思っていましたが


この本を読んだあとは
「あ、でも大学受験合格という目的を達成したいから
今勉強してるんだ。ということは勉強はやりたくて
やってるんだ!」と思うようになりました。


ちょっと説明が難しくって自信ないんですが、
わかっていただけたでしょうか?(^^;)


これ以外にも「あ、確かに!」「この考えは無かった!」
と思うようなことがたくさん書いてあるので
読み物としてすごく面白いですよ♪



2.『ウエハースの椅子』江國香織


ウエハースの椅子はある方のブログで紹介されていたので
気になって読んでみた小説です。
たぶん高校3年生のときですね。


不倫を題材にした小説なのですが、
「大人と子ども」「男と女」の本質的なつながり
が赤裸々に描かれています。


当時高校3年生だったわたしは
「おお・・・不倫ってこんな感じなんだ・・・」
はじめて生々しい不倫に触れたわけです。笑


でも、人間としてあり方や人と人との関わりの
難しさ・卑しさ・美しさが文章から伝わってきて
ものすごく心を打たれました。


江國さんの作品は好きで4,5冊ほど読んだのですが
どの本も「江國節」が効いています。


彼女自身アメリカに留学していたという過去があるので
文体も欧米の影響を受けている印象があります。


独特な表現方法がクセになりますね。
世界観はまったく違いますが、文体的には
村上春樹と同じような匂いを感じます。笑


現実の生活に疲れてしまったときにも読みたい、
鮮やかな小説です。



3.『7つの習慣 人格主義の回復』スティーブン・R・コヴィー


最後はいわゆる自己啓発本です。


これも高校3年生にときに初めて読んで
衝撃を受けた本です。


いまのわたしの価値観の7割以上は
この本から影響を受けているといっても
過言ではありません。


内容はタイトルにあるように、素晴らしい人生を
歩むための7つの習慣が章立てで書いてあります。


例えば第一の習慣では、主体的であることの
重要性を説いています。


主体性、とは簡単にいうと
「自分の身に起こることはすべて自分の責任」
ということです。


朝早起きできないのは、
昨日自分が夜更かししていたから。

好きな子に振り向いてもらえないのは、
自分が魅力を磨いていないから。


主語が自分、とも言えますね。


よく言い訳で「だって〇〇がそう言ってたから・・・」とか
「〇〇のせいで騙された!」と思わず言ってしまいますが、
これは主語が他人ですよね。


主語を自分にすることで、人生のあらゆる選択を
自分の思い通りできる。


そして結果的にそれが成功につながる。


ということを言っています。


このような心の持ち方、マインドセットの仕方について
実践的な方法も交えながら解説がなされています。


わたしはこの本を読んで、自分でいうのはなんですが
めちゃくちゃ心が広くなりました!笑


人に何を言われても怒らなくなったし、
常に心に余裕をもって日々をすごすことができています。


全世界で読まれている名作です。


あなたの人生を変える本になるかもしれません。




4.最後に


わたくし畠山のおススメの本3選、
いかがでしたでしょうか?


いや~3冊に絞るのはけっこう大変でしたね。


どれをおススメしようか、と本棚の前で
30分ぼーっとしてました。笑


気になった本があればぜひ、
読んでみてくださいね!